美しく在るために

7人のクリエイティブ集団推し!

舞台「7ORDER」雑感

本当はもっと早く書く予定だったんですが(記憶が薄れないうちに)
他の方のを読んでみたりそれでいろいろと思うこともあり
どういう視点で書こうかな~とか考えてたんですけど
そもそも備忘録なので行き当たりばったりでいいか、とやっと重い腰を上げました

なぜかほぼ内容が知らされずようやくフライヤーでストーリーが解禁と
随分前に舞台をやることの発表がされたものとしては異例でした
インタビューでも曖昧なことしか話していなかったので
やることは決まっていてもストーリー自体はもしかしたら随分後に決められたのかな?
ストーリーは普段SFものを見ない私にとってはあらすじの時点で新鮮でしたね
それでもやはり構成はわからず演劇要素ばかりなのか音楽要素があるのかわからず…
当日になってから2幕構成で1幕演劇パート、2幕ライブパートと判明しました!
これは予想外だった…ライブパート入れてくれたのは本当にありがたかったなあ

舞台そのものについて内部外部問わず経験値が低いのでどうこうは言えないんですけど
(なんなら今年が人生で1番行ってる!)
彼らの台詞等々に去年のあれこれが含まれてるかどうかは正直知る由もないので
私個人としてはそんなに重ねて見てはいなかったな…
これって本当に観る人がどれほど前世から彼らをどの程度知っているかとか
自分がどんな立場で見てきたかとか、そういうことで感想が変わるなと思います
見た分だけだと意外とガチめのオタクじゃない人で
重ねて見ている人が多いという印象がありました(あくまでも目にした分だけ)
またこの意図をどう捉えるか、というのでこうも意見が違うのも興味深かった

前世でもよくあるような名前が同じであるという点(しかも苗字まである)
世界観そのものは現実と全く違うのはショックドリボ系だけど
独白にもしかして?を感じさせるのは(あちらははっきりしてるが)アイランド系と
どことなく切り離せない何か、は脚本か本人たちか意向はわからないけど
そこに歯がゆさを感じるのもなんとなく理解はできる
ただ所謂内部舞台にそこまで慣れ親しんでいなかった者としては
あの1幕そのものは、なんか「ファンタジー系二次創作実写化」っぽいなあ、って
一部当て書きとのことなので自ずとそうなってしまうのは当然だろうけど
そうではない部分もあり、どうしても重ねてしまう境遇だったり
なんだろうなあ言葉が相応しくないかもしれないけど
いろいろといかにも創作風に上手い具合に調理されているなと感じました
私が過去そういうパラレル創作物山ほど見てきたから余計にそう思うのかなw
だから名前と大体の人物像や関係を借りたものとして重ねては見ていなかったかも
まあ本当に現実とどこまで重ねてるのかは未知数ではあるんだけど
ただ!革命起こす反逆者みたいに捉えられるのはちょっと勘弁願いたい…

恐らく1幕で仕上げるために端折った部分があるんだろうなと思ってはいますが
なんていうか、あの展開ってLove-tuneを見てきた人は望みたい展開だったよね
このメンバーならやりたいことが自由にできる、とか言って欲しい台詞だし
それにやっぱり、集まったからにはやるところまでやってほしいし
特に最後音楽で黙らせて「よいね」がグングン上がってるのは最高に胸熱だった
現実でも早くライブやってほしいし、配信なりなんなり手元に音楽を置きたい!
それと最後が「to be continued」的な終わり方をするのも私は好き
未来は結局誰にもわからないから、あれでよかったなと思ってます
ご都合主義とかも嫌いじゃないのであんまり内容は深く考えてはいないかな…
説明不足な個所があるのは否めないけど、ふわっとしててもあの終わり方でいい

とにかく2幕がめっちゃくちゃ楽しくてね!!!
だから舞台を見に行ってるのにライブ見に行ったみたいな高揚感があって
今回ありがたいことに1階から3階まで全ての場所から見ることができたのですが
ライブパートは後ろの方がより楽しい!立ってないだけで完全にライブ!
私だけかもしれないですが、前列は顔にうっとりしすぎましたw
ちなみにセンター寄りばかりだったので客席降りも近くはなかったです
やすあら以外は2階3階客席ガチャなのもまた面白かったなあ
舞台を演じる場所で声出しもお伺い立てた上でライブ会場に仕立てられる
そういうポテンシャルが改めて好きだな~って思いました
曲もさなぴーが配信した曲に加え新曲がぞくぞくと披露されましたね
どれも凄く好きだし今でも頭の中をいろんな曲たちがエンドレスリピート状態!
配信より円盤化が狙いなのかな?タイミング待ちなのかもね…
あとみんなの表情が1幕と全く違うので、
続きとか未来とかそういう意味合いはないと思ってます
1幕は異世界の7ORDERで、2幕が現実の7ORDERって感じかなあ

今回この舞台が披露された1番の意味は「7人揃っている姿」を
見せることだったのではないかと個人的には思っています
オープニングから揃って歌っているわけですし、2幕全編はライブでしたから
あともうひとつ、個人的にですが前世に僅かに残った未練が完全に昇華されたなって
レベルアップしたパフォーマンスを見せてくれたので、
自分の中ではアイドルのLove-tuneに一区切りつけられた気がします
あくまでも私の中では、ですけど
でももしも1人でも欠けてたら、今でも過去に縋っていたかもしれないな
あとは変わらずにいてくれたことかな
人数もだけど、それだけじゃなくてステージ上の志はいつだって変わらない
見せない美学を貫くところも、楽しい側面だけ見せてくれるところも
一緒に幸せになろうって示してくれるところも
目が足りなくなるほどの熱いパフォーマンスも、全部一緒だから
芸歴が長いとはいえ、前事務所の命運を背負うような立場にはなったことのない
そんな状態のまま飛び出した、今年始まったばかりのプロジェクトに対して、
大きい注文をつけるよりもこの先を続く未来をただ一緒に捜していきたいな
いろいろと手探り状態なこともきっと多いだろうし
自由になったけど、イコールなんでもできる、てわけでもないだろうからなあ
(勿論内部事情なんか詳しく知らないよ?)

今年に入って…正確には7ORDER projectが発足して以来、
事あるごとに7人が一緒に活動できてよかったな、って噛み締めてるんですが
ステージに立つ姿を見て改めて本当に本当によかった…
号泣レポとか見たので私も泣けるのかなと思ったけど泣くっていうよりは
最後かもしれないという絶望が、未来があるっていう希望に上書きされた感じ(?)
2幕のステージ照明が色とりどりに輝くさまを見て、
もしも「奇跡」に色を付けるならこういう色なのかなーって柄にもなく思いました

そしてこの先も。まず豊洲PIT、上海、さな萩みゅそれぞれ舞台、7ORDER第2弾!
正直舞台続きは懐事情を考えるとなっかなか辛いものではありますが…
ところで明言されてない気がするけど7ORDER第2弾は舞台だよね?
恐らく続きっていうより別物になるような…これは私の願望ですけど
いいんじゃないかなあ…「to be continued」で終わりってことで…
何にせよ挨拶でもこれから先を約束してくれる7ORDERが大好きです
勿論去年の出来事がなかったらきっとここまで「揃ったからなんでも許す♡」みたいな
メロオタ思考にはなってない可能性が高かったとは思いますけどw
結果的に去年いろいろあったから、もうそれはしょうがないかなと

簡単な道ではきっとないし、茨もいいところかもしれない
これから良いことばかり起きるとも限らない
特にメインに近いジャニーズJr.のグループでありながら全員退所して
ひとりも欠けることなく全員で活動を開始させたという前例のないもの
誰もやったことのないものに人生賭けて挑むのはきっと誰でも怖いから

何かになってほしいとか何かを追えとかはあまり思わないタチなので
これからジャンル「7ORDER」として、どんなものを見せてくれるのか楽しみ
回り道であっても絶対1番前にいこうね!